iPhoneの「探す」機能って、いざという時にすごく役立つ機能だけど、時にはオフにしたくなることもありますよね。
でも実際にオフにすると何が起こるのか、ちょっと心配になったりしませんか?
修理に出す時や機種変更の時など、オフにする場面もあるので、どんな影響があるのかしっかり把握しておきたいですよね!
探す機能をオフにすると位置情報で見つけられなくなる?
そうなんです、「探す」機能をオフにすると、iPhoneをなくした時に位置情報で見つけることができなくなってしまいます。
普段はあまり意識していないかもしれませんが、この機能は常にiPhoneの居場所をAppleのサーバーに送信しているんです。
オフにしてしまうと、この位置情報の送信が完全にストップしてしまいます。
万が一紛失した場合には探すのがとても困難になってしまうんです。
また、遠隔でiPhoneを鳴らしたり、画面にメッセージを表示させたりする機能も使えなくなってしまいます。
家の中でiPhoneが見当たらない時に、他のデバイスから音を鳴らして見つける、なんてこともできなくなってしまいます。
アクティベーションロックも一緒に解除されてしまうの?
これがけっこう重要なポイントなんですが、「探す」機能をオフにすると、アクティベーションロックも自動的に解除されてしまいます。
アクティベーションロック(端末を保護するAppleの仕組み)というのは、iPhoneが他人の手に渡った時に勝手に使われないようにする機能のことです。
1. 第三者がiPhoneを初期化して使用可能になる
2. Apple IDなしでもデバイスの設定ができてしまう
3. 個人情報の流出や悪用のリスクが高まる
4. 盗難された場合の被害が拡大しやすくなる
つまり、探す機能がオフになっていると、万が一iPhoneを落としたり盗まれたりした時に、見つからないだけでなく、他の人に簡単に使われてしまう危険性も高くなってしまうんですね。
どんな時にオフにする必要があるの?
でも、探す機能をオフにしなければいけない場面もあります。
主なケースを見てみましょう。
・iPhoneを修理に出す時
・下取りや売却で他人に譲渡する時
・初期化やリセットを行う時
・機種変更でデータを移行する時
特に修理の場合は、探す機能がオンになっているとロックがかかっていて修理作業ができないことがあります。
また、下取りに出す時も、次の持ち主が使えるように必ずオフにしておく必要があります。
ただし、これらの作業が終わったら、すぐに探す機能を再度オンにすることをおすすめします。
オフにする時はApple IDのパスワードが必要?
はい、探す機能をオフにする時には必ずApple IDのパスワードが必要になります。
これはセキュリティ対策の一環です。
他人が勝手に機能を無効にしてしまうのを防ぐためなんです。
設定画面から自分の名前をタップして、「探す」→「iPhoneを探す」の順に進んでオフにしようとすると、パスワードの入力を求められます。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、Apple IDの復旧手続きを行う必要があるので、普段からパスワードはしっかり覚えておきたいところです。
オフにする操作自体は簡単だけど、パスワードが分からないと手続きができません。事前にパスワードを確認しておくと安心です
探す機能の必要性を改めて実感
調べてみると、探す機能をオフにすることで失われる保護機能の大きさに驚きました。
位置情報で見つけられなくなるだけでなく、アクティベーションロックも解除されてしまうので、セキュリティ面でのリスクがかなり高くなってしまうんです。
修理や譲渡などの必要な場面以外では、やはりオンにしておくのが安全だと感じました!