iPhoneで文字を入力していると、キーボードの上にズラッと予測変換の候補が並ぶ。
便利なときもあるけど、画面が狭く感じたり、見られたくない変換候補が出てきたりしてちょっと邪魔だなって思うこともある!
実は予測変換を非表示にする方法があるんだけど、日本語キーボードと英語キーボードで設定できる内容が違うんです。
今回は、iPhoneの予測変換を非表示にする方法や、学習した変換履歴をリセットする手順を調べてみました!
1. 日本語キーボードは予測変換をオフにできない?
iPhoneの日本語キーボードでは、予測変換を完全にオフにする設定項目が用意されていません。
これはAppleの仕様によるもの。
日本語入力の効率を考えて、予測変換機能が常に働くようになっています。
英語キーボードなら「予測」という項目をオフにできるんですが、日本語ではその選択肢自体が表示されないんです。
ただし、予測変換の学習履歴をリセットすることで、これまでに蓄積された変換候補を削除することは可能!
非表示にはできないものの、不要な候補を減らすことはできます。
2. 英語キーボードなら予測変換をオフにできる?
英語キーボードを使っている場合は、予測変換を簡単にオフにできる。
手順は以下の通り。
1. 設定アプリを開く
2. 一般をタップ
3. キーボードを選択
4. 予測をオフに切り替える
この設定をオフにすれば、英語入力時に予測変換の候補が表示されなくなる。
英語でメール作成するときなど、自動補完が不要な場面で便利な機能です。
ただし注意点として、この設定は英語キーボード使用時にのみ有効。
日本語キーボードには影響しません。
iOS18の最新バージョンでも同じ手順で設定できます。英語入力が多い方にはおすすめの設定。
3. 予測変換の学習履歴をリセットする方法は?
日本語キーボードで予測変換を減らしたいなら、学習履歴をリセットするのが効果的です。
リセットすると、これまでiPhoneが学習してきた変換候補がすべて初期状態に戻る。
見られたくない変換候補や、間違って覚えてしまった単語も一気に消せるのがメリット!
手順は次の通り。
1. 設定アプリを開く
2. 一般をタップ
3. 転送またはiPhoneをリセットを選択
4. リセットをタップ
5. キーボードの変換学習をリセットを選択
6. パスコードを入力して確定
これで予測変換の学習データが削除される。
リセット後は、よく使う単語も一から学習し直すことになるので、最初は少し不便に感じるかもしれません。
4. 個別の予測変換候補だけを削除できる?
特定の単語だけを予測変換から消したいと思っても、iPhoneの標準キーボードでは基本的に個別削除には対応していません。
一部の状況では、予測変換候補を長押しすると削除メニューが表示されることもあるようです。
ただしすべての単語で使えるわけではないんです。
Safariの入力履歴など、特定のアプリでは長押し削除ができる場合もありますが、標準キーボードの学習候補は基本的に個別削除不可。
どうしても特定の単語を消したい場合は、他の単語をたくさん入力して表示順位を下げる方法もある。
または、思い切って学習履歴を一括リセットするのが確実。
標準キーボードの制限として覚えておきたいのは以下の点です。
・標準キーボードでは個別削除が基本的に非対応
・長押しで削除できるのは一部の候補のみ
・全削除したくない場合は表示順位を下げる工夫が必要
これらの制限を理解しておくと、予測変換との付き合い方もスムーズになります。
5. ユーザー辞書の登録単語はリセットしても消えない?
予測変換の学習をリセットしても、ユーザー辞書に登録した単語は消えません。
ユーザー辞書は、自分で意図的に登録した単語や読み方を保存する機能。
予測変換の学習履歴とは別に管理されています。
たとえば、メールアドレスや特殊な専門用語を登録している場合、リセット後もそのまま使えるので安心!
ユーザー辞書の確認や編集は、設定→一般→キーボード→ユーザー辞書から行える。
不要な登録単語があれば、ここから個別に削除することも可能。
予測変換のリセットとユーザー辞書の整理を組み合わせれば、もっと快適に文字入力ができるようになります。
まとめ
iPhoneの予測変換を非表示にする方法について調べてみましたが、日本語キーボードでは完全オフにできないという仕様でした。
英語キーボードなら設定から簡単にオフにできるし、日本語でも学習履歴をリセットすることで不要な候補を減らせる。
個別削除は基本的にできないので、気になる変換候補がある場合は一括リセットを試してみるのがおすすめ。
予測変換は便利な機能だけど、自分の使い方に合わせて調整できると、もっとiPhoneが使いやすくなりそうですね!