Androidを使っていると、変な予測変換が出てきて困ることがあります。
一度間違えて入力した単語が何度も候補に出てきたり、人に見られたくない単語が表示されたり…。
そんな時は予測変換のリセットが有効です!
今回はAndroidスマホで予測変換をスッキリさせる方法を調べてみました!
1. 予測変換のリセットってどこからやるの?
Androidスマホの予測変換リセットは、基本的に設定アプリから実行できます。
ただし、使っているキーボードアプリによって設定の場所が違うので注意が必要です。
多くのAndroid端末では、Gboardというキーボードが標準で入っています。
Gboardの場合は「システム」→「言語と入力」→「仮想キーボード」→「Gboard」という流れで設定画面にたどり着けます。
Galaxy端末やXperia端末など、メーカー独自のキーボードを使っている場合は、手順が少し異なることもあります。
設定を探す前に、使っているキーボードアプリを確認しておくとスムーズです。
2. Gboardで学習履歴を削除する手順は?
Gboardを使っている場合の具体的な削除手順です。
設定アプリを開くところからスタートします。
1. 設定アプリを開く
2. システム(または一般管理)をタップ
3. 言語と入力を選択
4. 仮想キーボードまたは画面キーボードをタップ
5. Gboardを選ぶ
6. 詳細設定を開く
7. 学習した単語やデータの削除を選択
8. 確認画面でOKをタップ
この手順で、これまでに学習した予測変換の履歴がすべて消えます。
ただし、一度削除すると元に戻せないので注意が必要です。
Googleアカウントに同期されている学習データもリセットされます。
複数の端末で同じアカウントを使っている場合は、その影響も考えておくといいかもしれません。
3. Galaxyキーボードのリセット方法は?
Samsung製のGalaxy端末には、独自のキーボードが搭載されています。
このGalaxyキーボードの予測変換リセットは、Gboardとは少し手順が違います。
設定アプリから「一般管理」→「言語とキーボード」→「オンスクリーンキーボード」と進んでいきます。
そこでGalaxyキーボードを選択したら、「初期設定にリセット」をタップします。
1. 設定アプリを開く
2. 一般管理をタップ
3. 言語とキーボードを選択
4. オンスクリーンキーボードをタップ
5. Galaxyキーボードを選ぶ
6. 初期設定にリセット
7. 予測テキストの学習データを消去
メモ帳などで入力画面を開き、キーボード上の設定ボタン(歯車アイコン)から直接アクセスすることも可能です。
4. 個別に予測変換を削除することはできる?
全部の学習データを消さずに、特定の単語だけを削除したい場合もあります。
Gboardなら、この個別削除が可能です!
予測変換候補が表示されたとき、削除したい候補を長押しします。
すると「削除」やゴミ箱アイコンが表示されるので、そこにドラッグ&ドロップすれば削除できます。
ただし、一部のAndroid端末やGboardのバージョンによっては、長押しで削除できないケースもあります。
その場合は、Gboardが最新バージョンか確認するといいです。
・予測候補を長押しする
・削除ボタンまたはゴミ箱アイコンが出現
・ドラッグして削除を実行
この方法なら、よく使う単語の学習はそのまま残せるので便利です。
全体をリセットするほどではないけど、特定の単語だけ消したい!そんな時は個別削除が役立ちます。長押しで削除できない場合は、アプリのアップデートを確認するといいかもしれません。
5. リセット後はどうなる?
予測変換をリセットすると、最初は少し不便に感じます。
今まで学習していた単語がすべて消えるので、文字入力がもっさりした感じになります。
でも、使っているうちにまた新しく学習が進んでいきます。
頻繁に使う単語は、数日から1週間ほどで元のようにサクサク変換できるようになってきます。
・よく使う単語は数日で再学習される
・一時的に変換効率が下がる
・学習データは元に戻せない
ユーザー辞書に登録した単語は、リセットの影響を受けません。
固有名詞や専門用語などは、事前に辞書登録しておくと安心です。
6. 他のキーボードアプリでもリセットできる?
Gboard以外のキーボードアプリでも、基本的には学習履歴のリセット機能が付いています。
ATOKやSimeji、flick(フリック)など、人気のキーボードアプリにはそれぞれ専用の設定があります。
どのアプリでも、設定メニューの中に「学習履歴の削除」や「変換学習のリセット」といった項目があるはずです。
アプリを開いて設定画面を探してみるといいです。
アプリによっては、学習履歴を削除するだけでなく、特定の単語だけを削除する機能も付いています。
- ATOK 設定→変換→学習辞書初期化
- Simeji 設定→辞書設定→学習辞書削除
- Google日本語入力 設定→学習データのクリア
キーボードアプリを複数使っている場合は、それぞれで個別にリセットが必要になります。
まとめ
Androidの予測変換リセットは、設定アプリから簡単に実行できることがわかりました。
Gboardなら「システム」→「言語と入力」→「Gboard」→「詳細設定」→「学習した単語やデータの削除」という流れです。
Galaxyキーボードなど他のキーボードアプリでも、基本的には似たような手順でリセットできます。
個別削除を使えば、全部消さずに特定の単語だけを削除することもできて便利でした。
リセット後は少し不便に感じるかもしれませんが、使っているうちにまた快適な状態に戻っていきます!