【比較】Androidから乗り換えて分かったiPhoneのいいところと悪いところ

投稿日:2017年8月24日 更新日:

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先日メインのスマホをAndroidからiPhoneに替えまして、2週間ほど経ちました。

そろそろiPhoneのAndroidの使用感の違いみたいなものが見えてきたので、ちょっとまとめてみたいと思います。

前提・・・

今回の比較はあくまで個人的な感想となります。

以下では「Android」とある程度ひとくくりにして書いていますが、あくまで僕が使っていたAndroid、僕の使い方をしたAndroid、についての話となりますので、こちらもご了承頂ければと思います。

Androidは何を使っていたの?
Galaxy S7 Edgeだよ。
その前はXperia Z3 Compactで、
さらにその前はGalaxy Note3を使ってたね。

ちなみに僕は現在でも、iPhoneのとAndroid両方のスマホを使っています(2台持ち)。

どちらにも優れたところがしっかりあり、その使い分けをする必要があると感じたということです。

どちらも素晴らしいですが、どちらにもダメなところがあり、それを僕の感じた範囲でまとめています。

まずはスマホの使用遍歴をざっくり

まずは僕のスマホの使用遍歴をざっくりご紹介します。

  • 2010年~2012年 iPhone4
  • 2012年~2014年 iPhone5
  • 2014年~2015年 Galaxy Note3
  • 2015年~2016年 Xperia Z3 Compact
  • 2016年~2017年 Galaxy S7 edge
  • 2017年~2017年8月24日現在 iPhone7 Plus

・・・・とかなりざっくりですがこんな感じです。

iPhoneでスマホデビューして、その後数年Androidに浮気して、最近になってまたiPhoneに戻ってきた・・・という感じです。

メインのスマホをAndroidからiPhoneに替えた理由

ざっくり「その時なんでそのスマホを選んだの?」という部分について述べると、以下の様な感じです。

  • iPhone4(スマホデビューしてみたかった。Androidは動作が不安定など悪評が多かったので対象外だった)
  • iPhone5(2年して分割も終わったので、新しいiPhoneに乗り換えた)
  • Galaxy Note3(ペン付きのスマホ、という点に惹かれた)
  • Xperia Z3 compact(Galaxy Note3がデカすぎたので反動で小さいスマホが欲しくなった)
  • Galaxy S7 edge(Xperia Z3 compactの動きがだんだんモサモサして来たので高スペックのスマホが欲しくなった)
  • iPhone7 PlusGalaxy S7 edgeまでモサモサしてきたのでAndroidにサクサクを求める事の限界を感じてiPhoneに出戻りした

・・・とまあざっくりですが、こんな感じになります。

やっぱり頻繁に使うものは、サクサク動いてくれないとストレスが溜まってくるんですよね。

iPhoneに出戻りして分かるのですが、iPhoneのサクサク具合はハンパないです。

Androidを使っていると「これでも十分サクサクだぜ!」なんて思うのですが、なんか使っているうちにモサモサしてくるんですよね・・・。

たしかにiPhoneのサクサク感はズバ抜けてる!

AndroidからiPhoneに替えて良かったところ(メリット)

Asif Islam / Shutterstock.com

① とにかく動作がサクサクしている

iPhoneの一番のメリットと言えば、やはり「動作がサクサクして安定している」という事です。

シンプルなのですが、これがスマホに最も必要なことかも知れません。

Androidも決して動作が遅いワケではないのですが、iPhoneと比べるとサクサク具合は体感的にかなり違います。

 

しかも僕の経験上、Androidスマホは使っているうちにどんどん動作が重くなっていきます。

3年前のスマホがモサモサする・・・というならまだ分かるのですが、発売から1年しか経っていないスマホがモサモサするのは許容範囲外です。

買って1年のGalaxy S7 edgeは、かなり極端に重くなってしまいました。

 

スマホがモサモサすると、ちょっとした時間にメモを取ったりすることすら億劫になってきます。

iPhoneの場合はサクサク動いてくれるので、そういった「面倒くささ」を最小限にしてくれます。

(追記)
iPhone7 Plusの購入から1年半が経ちましたが、
今でも何の変わりもなくサクサクしています!

② バッテリーの持ちがすごく優秀

iPhoneはバッテリーの持ちがものすごく優秀です。

僕はiPhone7 Plusを使っているのですが、僕の使い方だとバッテリーは1日余裕で持ちます。それなりにハードな使い方をしているはずなのに、普通に持ちます。

Androidの場合は、ちょっとした外出時でもモバイルバッテリーが必須です。

しかもバッテリーが不規則な減り方をします。

「さっきまで〇〇%あったのに、そこから〇〇%になるの早くない!?」ということが日常茶飯事です。

iPhoneの場合、バッテリーの減り方は緩やかで一定で、〇〇%の残量からだいたいの残り使用時間を計算でき、それがほぼ当たります。

③ ディスプレイが綺麗

iPhoneはディスプレイが綺麗です。

解像度を表す数値はAndroidの方が勝っている場合もあると思いますが、感覚としてiPhoneの方が画面が綺麗に見えます。

Appleの工夫があるのか分かりませんが、綺麗です。

これはWindowsとMacを比べても感じます。同じ解像度でも、Macの方が綺麗に見えます。

④ 暗いところでも画面が見やすい

まだあまりiPhoneの設定などに詳しくないですが、iPhoneは暗いところでもディスプレイがすごく見やすいです。

輝度を最低にした状態で外出してしまっても、「画面が真っ暗で何も見えない!」ということがありません(Androidはその状態になるとパニクる)。

うまく説明できませんが、体感として、明らかに見やすい。

⑤ ストレージ容量がデカい

iPhone7 Plusは最大で256GBのストレージを選ぶ事が出来ます。

Androidの場合、32GBのストレージを採用しているスマホが主流です。

64GBだとかなり珍しくて、128GBだとほぼないレベル。

ほとんどの機種がmicroSDカードスロットを搭載していますが、本体のストレージには使い勝手で負けます(本体のストレージしか使えないアプリなどがある)。

動作の安定性も、本体のストレージの方が上です。

(追記)
最近のiPhone XSでは最大ストレージが512GBになりました
その代わりめちゃ高いけどね
AndroidみたいにSDカードを使い回せる方にもメリットはあるね

AndroidからiPhoneに替えて微妙なところ(デメリット)

① キーボードがなんか使いにくい(1文字戻るボタンがないとか)

これはまだ慣れていないせいかも知れないですが、iPhoneのキーボードが使いにくいです。ちなみにATOKのキーボードを使っているので、純正のキーボードとは違うかも知れません(一応純正も使ってみましたが・・・)。

「」←こういうカッコを入力するのもAndroidとは配置が違って、やりにくいです。

ですがこれはやはり慣れですかね。

ただしいつまで経っても許容出来なそうなのは「1文字戻る」のボタンがない事です。

文字の入力中にカーソルを戻したければ、文章の部分を長押しして虫眼鏡を出して、カーソルを移動する必要があります。「1文字進む」のボタンはあるのに、なぜなのか謎。

これは僕が4年前にiPhone5を使っていた時からある不満なので、解消されていないということは何か権利とかの問題があるのでしょうか?もしかしたらアプリなどを入れる事で解決するのかも知れませんが、これくらいの機能はデフォルトで搭載しておいて欲しいですね。

(追記)
1年半経ちましたが1文字戻るボタンがない不便さは未だに慣れません!笑

② アプリの自由度が低い

iPhoneとAndroidの両方を使ってみて感じるのは「Androidの方がアプリの自由度が高い」ということです。

例えば、スマホ内のフォルダとDropBoxのフォルダを同期させて自動でデータの変更を反映させるDropsyncはiPhoneにはないですし、通話を録音するアプリもiPhoneにはありません。

「脱獄」という手段を使えばアプリの自由度が上がる様ですが、リスクの高そうな方法なので、僕はやっていません。

③ カメラのシャッター音がうるさい

iPhoneのカメラはシャッター音がとにかくうるさいです。

この「シャッター音が消せない」仕様は日本や韓国だけらしいのですが、それもよく分からない話ですね。

App Storeには無音のカメラもありますが、メモアプリでデフォルトのカメラしか使えないものは、やはりシャッター音が消せません。

僕は次にiPhoneを買うときは、海外版のiPhoneにするかも知れません。おサイフケータイなどが使えない可能性があるので、よく調べてから決める必要がありますが・・・。

イケないことに使われるのを防止する自主規制なんだとか・・・
海外製のiPhoneを購入すればシャッター音は消せる場合もありますが、
ハードルは若干高いです。

④ 戻るボタンの位置が統一されていない

iPhoneは「戻る」ボタンの位置が統一されていません。

「1つ前の画面に戻りたいな~」と思ったとき、Androidならだいたい画面下に、固定の「戻る」ボタンがあります。

iPhoneの場合は右上だったり左上だったり、戻るボタンがあっちこっちに移動して使いづらいです。

アプリによって戻るボタンの位置が違ったりします

⑤ ダブルクリックが面倒臭い

iPhoneは「今開いているアプリの一覧」を表示する時に、ホームボタンをダブルクリックする必要があります。

 

ダブルクリックの判定がシビアなのは設定で変更できるのですが、やはりダブルクリックは面倒です。たまにうまくいかない時もあるし、「カチカチ」じゃなくて「カチ」でいければいいのにと思います。長押しでOKにする、とか出来ないんでしょうか?

 

Androidの場合は、「今開いているアプリの一覧」は専用のボタンがスマホの下部に用意されています(僕が使った機種の場合)。

(追記)
Androidの方が便利なことに間違いはないですが、
これはすぐに慣れました!

⑥ 防水の性能が高くない

僕が使っているiPhone7 Plusは、まだ「とりあえず」と言ったレベルの防水機能の様です。XperiaやGalaxyに比べると防水の機能がまだ低いので、お風呂に持ち込んだりする事は怖くてできません(やっている方もいる様ですが)。

そろそろ最新のiPhoneがXperiaやGalaxyの防水レベルに並んでくれることを期待したいのですが・・・。

⑦ メモアプリなどの使い勝手がAndroidに負ける

Androidでは「Aのアプリを開いている上にメモアプリを開いてメモをする」という事が出来ます。

つまりAのアプリを終了することなくスムーズにメモが出来ます。

しかしiPhoneの場合、メモをする場合は今開いているアプリからメモアプリに移動する必要があります。ウィジェットにメモアプリを設定しておいても、結局そこからメモアプリに移動するので、スムーズではありません。

⑧ 開いているアプリの終了が一括で出来ない

iPhoneは、「今開いているアプリ」の終了が一括で出来ません。

1つ1つ上にスワイプして消す必要があります。

慣れると両手でサクサクスワイプして消してしまうのですが、一括の選択が出来ないのは不思議。

⑨「再起動」を一発でできない

iPhoneには「再起動」のメニューがありません。

再起動はもちろん出来るのですが、一旦iPhoneの電源を落として、そのあとにもう一度操作をしてiPhoneを立ち上げる必要があります。

全部の機種ではないと思いますが、Androidの場合は「再起動」というメニューがあるので、それを選択すれば「電源を落とす→スマホを立ち上げる」を勝手にやってくれます。

地味なところですが、なぜ再起動のメニューがないのかは不思議です。

(追記)
記事の公開から1年以上が過ぎ、
現在はiOS12になっていますが、
未だに再起動のメニューはないですね。
まあそんなに困らないけどねw

⑩ アプリの整理がしにくい

iPhoneはアプリが自動的に左上に詰められていくので、整理がとてもしにくいです。

アプリのフォルダを作ってまとめてことも出来ますが、なぜ「アプリ9つ×複数のページ」でアプリを表示するのかとても不思議。そのフォルダに入っているアプリが確認し辛くて仕方ないです。

アプリが左上に詰まる様に移動する仕様も不思議です!

⑪ 音楽アプリを「今開いているアプリ」から消すと音楽が終わる

僕はApple Musicを使ってiPhoneで音楽を聴いているのですが、ホームボタンをダブルクリックした時の「今開いているアプリ」からApple Musicを消してしまうと音楽の再生も止まってしまいます。

開いているアプリが大量の場合サクサクと両手でスワイプして終了させていくので、そのときにApple Musicも間違えて消してしまうとガックリきます。

Androidだと、音楽再生アプリなど一部のアプリは「今開いているアプリ」から消しても音楽は止まらず、通知バーやアプリの起動から停止させるまでは動いてくれていたのですが・・・。

(追記)
「今開いているアプリ」の中で指定したものは固定される・・・と言ったメニューが欲しいですが、今もそういうメニューはありません。
1年半経った今でもこれは不便だなと思います。

⑫ リンクを地図アプリで開くときにアップルの地図アプリしか開けない

地図情報などのリンクを地図アプリで開く場合、自動的にAppleの地図アプリが選択されてしまう事があります。

ハッキリ言って地図アプリに関してはGoogleマップの方が使い勝手が100倍イイと感じるので、Appleの地図アプリしか開けないのは使いにくいです。

iPhoneでしかできないことはほぼないが、iPhoneは「出来ることの質」が高くなる

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ということで「AndroidからiPhoneに乗り換えて(出戻り)分かった、iPhoneのいいところと微妙なところ」について色々と書いてみました。

まとめると「iPhoneに出戻ったメリット」は1つで、それは「動作がとにかくサクサクしている」ということなんです。とにかくこれがデカい。

Androidと比べて「iPhoneにしかできないこと」はほぼない様な気がするのですが、iPhoneの場合は同じ機能のアプリを使っていても「出来ることの質」が高くなります。やはりサクサク動作してユーザーのジャマをしないということは、とても大切だと感じました。

とは言え、Androidも引き続き使っています

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僕のメインスマホはiPhone7 Plusに替わりましたが、サブのスマホとしてはまだまだAndroidは現役です。

Androidでしかできないことは多いので、ちょっと面倒ですがiPhoneとAndroidの二台持ちをすることで、両方のメリットが享受できる環境を作りました。今の環境には満足しています。

iPhoneとAndroid、どちらにもいいところがあり、微妙なところもあり、どちらかだけ・・・に絞る事は難しそうですね。

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記事の内容は執筆当時のものとなります。何卒ご了承下さいませ。




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